こんにちは、おんちゃんです。
みな様、ゴールデンウィークのご予定は、お決まりでしょうか?
もし、どこに行こうか迷ってるという方がいらっしゃいましたら、私の生まれ故郷「岩手県宮古市」などいかがでしょうか。
(おでんせ:来てください)
宮古市と言えば、浄土ヶ浜です。
おそらく、大昔に「この景色、さながら極楽浄土のごとし」と、誰かえらいお坊さんが言ったのでしょう。
それぐらい美しい浜です。
遊覧船もでていますので、美しい景色を余すことなくご覧いただけます。
浄土ヶ浜の近くには、物産館とかレストランとか集まった、「シートピアなあど」があります。
お土産のほかに、野菜や魚も買えます。
「なあど」とは、宮古を代表する方言で、色んな意味があります。
「どう?」「どんなふうに?」「いかが?」・・・ほかにもたくさんの意味があって、とにかく様々な使われ方をします。
このブログのタイトルを決めるときに、「ありいぇー」にするか「なあど」にするか、とても迷いました。
個人的な意見ですが、「ありいぇー」、「なあど」、「おもっさげがねぇ」が、宮古の三大方言だと思っています。(おもっさげがねぇ:申し訳ない)
さて、ちょっと町中に行きますと、魚菜市場があります。
とっても新鮮な魚介類や、地元の農家さんの野菜を売っています。
ホヤなんか、ソフトボールみたいで、パンッと張ってます。
そこらのスーパーとは、レベルが違います。
そして、この市場の中にある「まんぷく食堂」のラーメンは、宮古の味で安くておいしいです。
海鮮丼とか、高級なものもいいですけど、この食堂はラーメンが一番のおすすめなのです。
宮古のラーメンと言えば、「たらふく」です。
宮古市民から絶大なる支持を得ているお店です。
宮古にある、多くの食堂やラーメン屋は、「たらふく」の味を目指しているのです。
この店で、小さな子供が、お父さんやお母さんから、お椀に分けてもらって食べるというのが、宮古の原風景です。
私も物心ついたころには、もう食べていました。
宮古市民のDNAに染み込んだ味といっても過言ではありません。
メニューは、「中華そば」しかないので、注文は個数を言うだけになります。
震災の後、みんな暗く沈んでいた時、「たらふく」が営業再開するというニュースを聞いて、みんな前を向いて歩きだせたというくらい、市民から愛されている店です。
そのほかにも、色々な観光スポットもありますし、宮古を通り過ぎてちょっと北に進めば、岩泉町に龍泉洞という洞窟があったり、「あまちゃん」の舞台になった久慈市もあります。
宮古は、その昔、京都の落ち武者が逃げてきて住みついたところなので、みんなおっとりとしていて、方言に関西弁の欠片がちりばめられています。
人も景色も食べ物もいいところです。
ゴールデンウィークに限らず、よろしかったら、宮古に遊びに来てください。
どんどはらい。
――あとがき
なーんてこと書きながら、私は今回のゴールデンウィーク、帰省する予定がありません。
だれか、私のかわりに帰省してきてくれないかなぁ。
「たらふく」、食べたかったなぁ。
はや坊、宮古の観光大使にならないかなぁ。
なんつって。