「くず屋の災難(其の四)」の巻


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こんにちは、おんちゃんです。

あぁ、なんてこと・・・。

昨日NHKで放送された、「超入門 落語THE・MOVIE」で、これのもとになった話をやっていました。

ご覧になった方には、がっつりネタバレしてしまいましたね。

まぁ、もともと名作落語なので、知っている方も多かったかもしれませんが・・・。

しょうがない、気を取り直して行ってみよう!!

仏像から出てきた小判をもって、朴斎の家に来たはや兵衛さん、素直に受け取ってもらえるでしょうか?

前回のお話

「くず屋の災難(其の壱)」の巻

「くず屋の災難(其の弐)」の巻

「くず屋の災難(其の参)」の巻

はや兵衛さんは、事のしだいを説明して、仏像の儲けの半分の五十文と、仏像から出てきた五十両を差し出しました。

しかし・・・、

『一度売ったものは、もう買った人の物ですから、私が受け取ることはできません。』

『ご足労だが、それを買った人へ戻してくれませぬか?』

「いえいえ、旦那、あっしは高木恩茶乃介様の言うことが、正しいと思いますがねぇ、どうかお収めくだせぇ。」

「旦那、正直なのは大変けっこうですがね、それが過ぎると・・・頭にバカが付いちまうんですよ。」

「娘さんに、新しい着物でも買ってあげたらどうですかねぇ。」

『だまらっしゃい!!』

『面倒なことを言っておると・・・』

・・・、

『いや、だから言っておるではないか。』

『三百文のはした金で、五十両を手に入れるなんて、こんな勘定の合わない話はなかろう!!』

「それは分かりますけども、あっちがどうしても聞かないんですよ。」

この後はや兵衛さん、何回も両方の家に行ったり来たりさせられましたが、とにかく、双方とも一歩も引きさがる気配がありません。

『何度きても、受け取れぬ。』

『受け取ってもらわなくては困る。』

『武士の誇りじゃ、受け取らん!!』

『武士の誇りだ、受け取らせる!!』

三人とも「曲がったことが大嫌い」なものですから、意地の張り合いになってしまい、はや兵衛さんも行ったり来たりするのが面倒になりました。

そこで、困ったはや兵衛さん朴斎の住む長屋のご隠居に相談したところ、

『それは結構なお話だねぇ、『花は桜木人は武士』、そうでなくてはいけませんよ。私が間に入って話を付けようじゃありませんか。』

ご隠居が間に入って、「とにかくこの五十両をどうにかしなきゃいけない」となりました。

まず十両ははや兵衛さんに手間賃として渡し、残った四十両を朴斎恩茶乃介で折半するという事になりました。

それならばと、恩茶乃介は受け取りましたが、朴斎はまだ納得がいきません。

そこでご隠居、

『それならば、何かカタをだしなさい。『百両のカタに編み笠一蓋』なんて言うじゃありませんか、それでいかがですかな?』

それだったら、恵んでもらったことにはならないと、朴斎は普段使っていた茶碗を、二十両のカタとして差し出した。

しかし、これで話は終わりませんでした・・・。

つづく。

続きのお話

「くず屋の災難(其の伍)」の巻


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――あとがき

まだもうちょっと続きます。

どうか、お付き合いのほどを。

オチを知っている方も、お付き合いのほどを・・・。


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コメント

  1. マーベラス より:

    オチわかってないから、たのしんでますよ!

    • hayabow より:

      良かったです。
      オチが、ビシッと決まる話ですので、最終話もよろしく。