こんにちは、おんちゃんです。
はや坊は、おばちゃんが「おいで」と言うと、
しかし、おんちゃんが「おいで」と言っても、走ってはこない。
おばちゃんが好きなんだなぁ。
ある日、テレビを見ながらマッタリしていたら、コーヒーが飲みたくなった。
「CMのあいだに淹れてくるから、始まったら教えてね。」
まだ淹れてる途中だったが、お呼びがかかった。
もどってみると、
とにかく、おばちゃんの口から「おいで」が出たら、馳せ参じるのだ。
いい足軽になれるな、はや坊よ。
(訳 まつぺぇ:まぶしい)
どんどはらい。
――あとがき
目をキラキラさせて、ブンブンしっぽをふって、おばちゃんの正面に陣取っていました。
二人でドラマに見入っていると、静かにベッドに戻りました。
なんか、ちょっと悪いことしたような気がしました。