こんにちは、おんちゃんです。
少年時代の思い出話をひとつ。
私の実家は、とても古くて大きかった。
田舎の「農家の古い家」というのは、「平屋で、やたら大きい」というのが一般的なのだが、私の実家もご多分に漏れなかったのだ。
そして、お風呂とトイレが家と離れているというところも、ご多分に漏れなかった。
子供だった私は、夜のトイレが怖くてしょうがなかった。
どうしても怖くて、親に窓から見ていてもらいながら、用をたしていた。
しかし、小学3~4年生くらいになると、それがカッコ悪いような気がしてきた。
暗闇は怖かったが、ちょっぴりプライドもあったのだ。
どうにか勇気をふりしぼって、一人でトイレに行くようにした。
そして常に、勝手口とトイレの間の2メートルは、
そんな私の、必死な姿を見て、
(訳 へっつぉぬけ:ビビリ、へたれ、腰抜け)
なぜ急に、こんな事を思い出したかと言うと・・・。
はや坊が、最近こんな行動をとるようになったからだ。
その様子が、私の幼少期とオーバーラップしてしまったというだけの話。
どんどはらい。
――あとがき
おそらく、はや坊の場合は暗闇が怖いのではなく、「自分がいないスキに何か食べてるんじゃないか?」ということが気になっているものと思われます。
コメント
おんちゃん。こんばんは。
平屋のデカイ家が実は贅沢なんですよね。
そんなスゴイ家住んだことないや。
もしかしてボンボン?
マーベラスさん、こんばんは。
流された実家は、おそらく明治時代に建てられたものだと思います。
その頃に生まれていれば、ボンボンになれたかもしれませんが・・・。