「おしりはデリケート hayabow’s so delicate」の巻


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こんにちは、おんちゃんです。

はや坊の散歩コースでは、大きめの道を2回横断することになる。

その時のルールとして、一度「おすわり」をさせて、左右に車が見えなくなったら、「よし」をかける。

こう躾けておけば、もしものときに大きな道路に飛びださなくなるのではないか、と思って。

調子がいいと、先におすわりして「よし」を待っている。

しかし、たいていはそっぽを向いて、聞こえないふりをする。

だから、何度か「おすわり」をかけることになる。

特に、路面がぬれている場合には、あからさまに知らんぷりする。

おしりがぬれるのが、よほどイヤなのだろう。

意外と、はや坊はデリケートなのだ。

それでも、とにかく「おすわり」をさせる。

「おすわり」をかけるたびに、ちょっとづつお尻をさげていく。

だが、さすがに逆立ちはしない。

ふとももに力をこめて、つらそうにしている姿を見ると、高校時代の部活を思い出す。

どんどはらい。


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――あとがき

この姿勢のとき、ずっと車がとぎれないと、ちょっとかわいそうになります。

それでもはや坊は、おしりがぬれないように、必死にたえます。

まるで、山本小鉄にしごかれる練習生のように・・・


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