「山であった不思議な話(その2)」の巻


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こんにちは、おんちゃんです。

前回の続きです。

カエルにイタズラしてほくそ笑むおんちゃん、さてその後は?

カエルのことは気にも留めず、弁当を食べました。

すると、いつものように眠くなってきました。

横になれるような場所がなかったので、石と木によりかかって寝ることにしました。

ウトウトしていたら、頭に「トンッ」と何かが当たって、目が覚めてしまいました。

「ん?なんだ?」

後ろを振り返ってみると、

さっきのアマガエルが、こっちを見ていました。

どうやら、このカエルが頭に当たってきたようです。

少し見ていると、どこかへ跳んで行ってしまいました。

心なしか、跳んでいくカエルの後ろ姿が、誇らし気に見えたのでした。

まぁ、アマガエルなんて、だいたいどれも同じような大きさだし、本当にその時のカエルなのかどうかわかりません。

「そんなのタマタマだろ」と、言われてしまえばそれまでです。

しかし、この十数年間山で仕事してきましたが、カエルが体に当たってきたことなんて、この時以外一度もありません。

作業中、休憩中にかかわらずです。

それが、こんなタイミングで「タマタマ」起きるでしょうか?

私には、「睡眠をじゃまされたカエルが仕返しした」としか思えないのです。

でも、なんか可愛らしい気がして、そのカエルには「悪かったよ、ごめんねー」と声をかけました。

「山であった不思議な話(その1)」の巻

どんどはらい。


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――あとがき

これは実際にあった出来事です。

それ以来、カエルにイタズラするのはやめました。

はや坊へのイタズラも、程よいところでやめるようにしています。


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コメント

  1. いとう より:

    おんちゃん、こんにちは

    それは、カエルの仕返しですね(^^;
    カエルも、してやったり!と

    かわいいお話ですね。

    犬には触れさせてはいけないカエルもいるそうです(ヒキガエルだったかな~?)
    でも、アマガエルはかわいいですね(^-^)

    • hayabow より:

      いとうさん、ありがとうございます。

      意地悪が過ぎました、反省してます。
      ヒキガエルは犬に悪いのですか?知らなかった。
      ヒキガエル、近所にいるかな?
      はや坊は、カエルのにおいを嗅ぎたがるので、気を付けなきゃ。