こんにちは、おんちゃんです。
前回、ローストビーフを食べた話をしたが、その時にこんな事もあった。
(参照:「遊ばない」の巻)
はや坊は、肉のにおいに誘われて、準備している時から足元をはなれない。
けっこういいローストビーフだったので、いいにおいがしているのだろう。
食べている時も、期待感満載の顔で、ピタッと待機している。
わが家では、先にはや坊に晩ごはんを食べさせている。
そして、自分たちが食べ終わってから、何か「おすそ分け」をあげる。(ちなみに、わが家では、それを「アフター」と呼んでいる。)
はや坊も、ちゃんとそれを分かっていて、むやみに騒いだりしない。
それどころか、最近は、私たちが食べてる間は、座布団の上でゆっくり休むようになった。
「どうせ、まだくれないんでしょ?」とでも言いたげに。
そして、「もうそろそろ食べ終わる」というタイミングで起きあがって、待機の姿勢に入るのだ。
しかし、今日のこのローストビーフ、どれほどいい匂いだったのか。
最初から、ずっとそばにいて、お利口にしている。
時おり地団太をふみながら・・・。
おばちゃんが、ちゃんと味の付いてない部分をはや坊にあげた。
はや坊は、ものすごい食いつきようだった。
「はや坊がブラックバスなら、簡単に釣れてるよ。」と、おばちゃんは笑っていた。
そういえば私も、だいぶ前に友達と回転寿司に行って、「お前がヤマメだったら、バンバン釣れてるな」と言われたことがある。
きっと、そういうことなんだろう。
どんどはらい。
――あとがき
この時点で、私はだいぶパヤパヤになっていて、おぼろげな記憶の中前回の話の後半に続いていくのでした。