はや坊がやってくる
  ヤァ!ヤァ!ヤァ!


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こんにちは、おんちゃんです。

前回に続いて、はや坊を家族に迎えることになった経緯。

家族が増えたの巻。

おばちゃんに、「犬が飼いたいよぅ」と嘆願してみたところ、反応は渋かった。

日中は、大丈夫?

旅行に行くときは?

トイレは?

毎日散歩するんだよ?

病気したら?

ウーパールーパー食べられない?

わが夫婦にとって、不安要素だらけ。

まぁ、分かってはいたんだけど・・・。

とりあえず、子犬をながめて気持ちを満たそうと、ふらふら近所のペットショップを冷やかしにめぐる日々。

そんなある日、一匹の白い柴犬に出会った。

その白柴は、けっつを向けて寝ていた。

このけっつよ・・・。

まるで、ジャンボ鶴田のバックドロップを喰らったかのような衝撃だった。

この出会いを、さっそくおばちゃんへ話す。

おばちゃんも、少し揺らいできたように見えた。

そんな時、思わぬ救世主が現れた!!

たまたま、おばちゃんの友達の知り合いに愛犬家の方がいて、こんな話をされたという。

「ワンちゃんと人間も、相性がとても大切ですのょ。」

「でも、相性のいいワンちゃんとめぐり合うのは、運命にまかせるしかありませんわね。」

「運命の出会いって、必ずあるとは限りませんし、気付かずに通り過ぎてしまうことも、よくある話ですわぁ。」

「今回、ご主人がそんなに衝撃を受けたということでしたら、それは、まごうことなく運命の出会いなんじゃ・・・」

「わたしも、その柴犬に会ってみたいな・・・。」

よっしゃ!!!

すぐさま閉店間際のペットショップへ。

おばちゃんも、バックドロップでKOされた。

家族が増えた。

ようこそ、わが家へ。

よろしくな、はや坊。

どんどはらい。

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