獅子舞とはや坊の巻


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こんにちは、おんちゃんです。

少し前の話になるが、宮城県には「どんと祭」というお祭りがある。

これは、しめ縄などの正月飾りや、去年の分の破魔矢やお守りを、神社で燃やす行事である。

私の近所にも神社があり、毎年行っている。

この神社には、御神楽があり、毎年この日に披露する。

そして実は、私もこの御神楽に所属しているのである。

といっても、始めたのは一昨年からで、今回が本格デビューだった。(地域のイベントなどで、プレデビューは済ませていた。)

担当は、横笛と小太鼓。

神社の駐車場の特設ステージ(手作り)で行う。

かじかむ手を、ホッカイロで温めながら、どうにか演奏できていた。

しかし、最後の演目「獅子舞」で、とうとうやってしまった。

「獅子舞」は、まだ吹けないので、小太鼓担当になった。

「リズムはずっと同じ・・・集中集中・・・」

順調に演奏していたのだが、中盤にさしかかったころ・・・。

獅子舞の「けっつ」が、目の前に来たのを見てしまった。

もう、リズムどころではなくなった。

可笑しくて可笑しくて、集中力が切れた。

さいわい、横笛と大太鼓がしっかりしているので、どうにか事なきを得たのだが・・・。

獅子舞の「けっつ」くらいで、動揺するようでは、楽人として、まだまだ一人前には程遠い。

(訳:何だろうねぇ、またお尻だってさ。)

どんどはらい。

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―― あとがき

途中までは集中していたのですが、獅子舞のしっぽが小太鼓の上をかすめていった瞬間に、フッと気付いてしまったのです。

そうなると、もうそれは、はや坊の「けっつ」にしか見えません。

立て直すのにだいぶ苦労することになってしまいました。

しかし、獅子舞ってよく見ると、愛嬌があって可愛いもんですね。


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