こんにちは、おんちゃんです。
はや坊は、小さいころよく「あまがみ」していた。
私は「噛む」ということについては、はや坊を迎え入れるときから、絶対に厳しく教育しようと決めていた。
はや坊は、遊んでるつもりだったと思うのだが、ちょっとでも噛んだら、厳しく怒った。
怒り方は、こんな感じ。
体重はあまりかけずに、身動きを封じるようにする。
はや坊が、「逃げるのをあきらめた」ように、力を抜いた時が許し時。
小さいころは、まだ余裕で組み伏せられたのだが、ある程度大きくなってからは、なかなか苦労した。
それでも、私は力で押さえつけられたのだが、おばちゃんは大変だった。
そのかいあってか、はや坊は「あまがみ」をしなくなった。
ただし、ライバルのご近所さんだけは、噛んでる時があるみたいなのだが、特例として許している。
今でもたまに、勢いあまって牙が手にあたることもある。
自分でわかるらしく、明らかに「やっちゃった、どうしよう!」という顔をする。
とりあえず、ワザとではないので、ちょっと怒って終わりにしている。
どんどはらい。
――あとがき
ムツゴロウさんが、「教育するときは、腹を嚙めばいい」と言っていたのを思い出して、一時期やっていたことがあります。
効果のほどが、はっきりしなかったためやめました。