こんにちは、おんちゃんです。
先日、仕事の関係で、千葉の台風被害にあった地域に行ってきた。
想像を遥かに超える状態だった。
とにかく、「倒木」や「中折れ木」の数が、桁違いなのだ。
そして、「普通ではありえない」折れ方をしている。
本当に、とんでもない状態だった。
そのなかで、不思議な場所があった。
道路わきの杉林に、40メートル四方ほどのスペースが開いていた。
それは、杉が折れてできたスペースだった。
周りの木は傷んでいないのだが、その部分だけ、全ての杉が「ねじり切られて」いた。
「いったい、どんな風が吹いたんだ・・・」
みんな、あっけにとられていた。
日本では、遠い昔から、稀にこんな台風が各地に来ていたのだろう。
そして、これと同じ光景を目にした人もいただろう。
そんな昔の人々が、「だいだらぼっち」という存在を造り上げたのも、わかるような気がする。
「だいだらぼっちが暴れて、木をなぎ倒したり、ひきちぎったりして行ったんだ。」
そういう事にして、目の前の光景にむりやり納得したのではないだろうか・・・。
そんなことを思うくらい、衝撃的で信じられないような光景だった。
あらためて、自然災害の怖さを思いしった。
――あとがき
倒木以外でも、屋根が吹き飛ばされたお寺、折れて倒れた看板、ひっくり返っている物置小屋、ぐにゃりと潰された農業用ハウス・・・本当に大変な状態でした。
住宅地では、かなりの家の屋根に、ブルーシートがかぶせてありました。
今回の台風で被災された方々に、謹んでお見舞い申し上げます。