こんにちは、おんちゃんです。
ある日曜日の夕方、買い物から帰ってきたおばちゃんが、興奮気味に話してきた。
出かけるときに、カエルが車の窓にへばりついていて、それが、買い物がすんで、家に帰ってきても、まだくっついていたと、しきりに感心していた。
なんとなく聞き流していたが、その夜の散歩のとき・・・
急に、はや坊が足を止めた。
はや坊が見ていたのは、
おばちゃんが言っていたカエルが、まだいたのだ。
必死にしがみついたまま、こときれていた。
なにやってんだか・・・。
どんどはらい。
――あとがき
そのカエルは、まったく動かなかったし、不思議とはや坊も凝視していたものだから、かってに死んだものと思ってしまいました。
見事に貫いたその姿をみて、前田慶次の気分になっていたら、突然おしっこしながらジャンプして、どこかに消えていきました。
でも、生きててよかったです。